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Spotifyプレイリストその10

Spotifyプレイリスト、記念するべき第10弾は、「日本のパンク・ロックブルーハーツは好きじゃなかった〜」となります。

→10 👶🏻🤯🇯🇵

open.spotify.com

 

はじめに断っておきますが、ブルハはSpotifyにも、ほかのサブスクにもありませんので入っておりません。

さて、日本のパンクと言えば、何を差し置いても「THE BLUE HEARTS 」なのでしょうが、ぼくは小学生高学年のとき、友だちが「リンダリンダ」を歌っていたのを初めて聞き、そのあと「はいすくーる落書」のED曲だった「train -train」を聴いてもあまり好きになれず、「なんだこのうるさいき○がいみたいなひとたちは?」と思っておりました。学校でも男子女子含めて、ブルハ派かBOØWY派か光GENJI派みたいな感じだったのですが、ぼくは当時恥ずかしながら(別に恥ずかしくはないけど)尾崎豊病に罹っていたので、そういう流れからは一線を画して斜に構えていたのでした。

その後中学生になってMTVを見るようになり、無事尾崎豊病を卒業してグリーン・デイなんかにはまり、そこから遡ってセックス・ピストルズやクラッシュやらを聴いていたので、日本のパンクなんて偽物と、中二病らしく思っていたのでした。

高校に入ると時代は変わり、パンクはもうそれほど人気がある音楽ではなくなり、勿論尾崎豊なんて完全にダサいものとなって、時代はまさに渋谷系一色となり、クールでカッコいい音楽が主流になって、ぼくはパンクのことなど忘れてしまいました。

さて大学に入って、二人目に付き合った彼女は完全なる元パンク少女で、ぼくが「日本のパンクなんてかっこわるい」と言ったらそれはもう烈火の如くお怒りになりまして、ぼくにハイスタやらハスキンやらを浴びせかけるように聴かせてきたわけです。それでもぼくはまだ、まあまあいいかもね。と思っていたのですがそれを完全にひっくり返したのがハイスタの『メイキング・ザ・ロード』で、流石のぼくも、これはマジもんの名盤だと思わざるを得なくなりました。そして時は流れ、大学を卒業してから初めて付き合った彼女にゴイステを聴かされたりなんだりしていくころには、ぼくはまあ、いい音楽なら何でも好き! と思うまっとうな音楽好きとなり、様々な音楽を聴きながら今に至るわけですが、様々な音楽を聴く中でも特にぼくを魅了したのは、日本のパンク黎明期、バンドブームなんて影も形もなく、ライブハウスがただの混沌だった時代に活躍した音楽たちでした。そこに至ってはきちんとブルーハーツももちろん含まれています。

長くなりすぎたのでこのへんで筆を置きますけれども、まあ日本にもきちんとパンク・シーンはあり、それはきっとどこの国にもあるものだろうと思います。それをリスペクトして作ったプレイリストです。聴いてみてください。日本のパンクはブルハとハイスタだけではないのです。