PoBtanのブログ

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ハイレゾを導入し、聴いてみて思ったこと(導入編)

こんにちは。少し前にPCの音楽環境をハイレゾ化したのですが、その感想です。

ぼくはオーディオマニアではなく、なるつもりもないのですが(想像しただけで恐ろしいです)、まあ音楽を真剣に聴き始めて何年か何十年かたち、リスナーとしていろいろなことを経験しました。例えばCDを聞くこと、MD(!)を聴くこと、ライブで聴くこと、リマスタリングを聴くこと、リッピングしたCDをiPodで聴くこと。そしてもちろん、音楽カルチャーで史上最も衝撃的と行っていいでしょうサブスクの登場です。

しかし今まで一番の驚きといえば、レコードで音楽を聴いたことです。いくらなんでもレコードしかなかったような歳ではなく、レコードが完全にCDに追いやられていた世代なのですが、初めてレコードをじっくりと聴いたときは衝撃を受けました。

どうしてかというと、まずはやはり、音が違います。すごく温かみのある音だな、と思ったことをすごく覚えています。また、目の前で回っているレコードを横目で見ながら、じっくりゆっくり音楽を聴くことは、一つの確かな体験なのだ、と身にしみました。ジャケットの存在も大きいですね。ぼくにとってはレコードの復権はとても喜ばしいことです。

そういうわけで、ぼくは音としてはアナログレコードの音が一番好きだな。と呑気に牧歌的に思うひとだったわけです。先に書いたようにオーディオ沼に入り込むつもりはなく、まあいい音で音楽を聞くことは、人間にとって純粋にシンプルな快楽であり、俗っぽい言い方をすれば、セックスのように生理的な快感なものなわけで、それは経験として、身にしみてわかっているのですが、それでも大金をかけてまで音楽を聴くのはちょっと違うと、音楽というのは広く万人に開かれているものだと考えているものなのです。

とりわけぼくは、CDの音を原体験として持っていて、MDもMP3も、あまりいい音とは思っておらず、ぼくはCDはロスレスリッピングしているのですが、そこまでいかずとも、まあ高レートリッピングぐらいの音でないとちょっと悪いなーと、まあ便宜的なものだし。とデジタルミュージックにはそんな立ち位置で、要はあんまり信用してなかったのです。

というわけで、ハイレゾ?そんな変わんないでしょ。96ヘルツ?なんのこっちゃ?と前時代的に思っていたのですが、PCに接続していた(最近はAUXが無いので)ブルートゥーススピーカーの音がどうにも好きになれず、それならいっそ、と。ハイレゾにしようと考えました。

とはいえ、そんなにお金をかけるつもりもなく、アンプとスピーカーで3万ちょいくらいのシステムとも言えないシステムを構築して、音楽ファイルを再生してみたのです。

〈続く〉

すみません長くなったのと書く時間がなくなったので…

【2021/08/24続きました】→https://pobtan.hatenablog.com/entry/2021/08/24/195350

 

わかりやすい参考になる記事がDENONさんのサイトにあったので貼っておきます

www.denon.jp