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【映画】『君たちはどう生きるか』に作家宮崎駿の集大成を観た!(ネタバレなし)

こんにちは!『君たちはどう生きるか』観てきました!

はっきり言いましょう! 傑作! ですね!

誰がどう見たって、たとえ監督名がクレジットされてなかったとしても「宮崎駿でしょ?」と断言できるほどの宮崎駿映画です。その意味で傑作だと言えるでしょう。

もちろんそれを悪く「大いなるマンネリズム」ということも出来るでしょう。しかし宮崎駿という作家をして今更マンネリだとは誰も言わないのではないでしょうか? 宮崎駿だからこそつくり得た作品と言えます。

しかし正直言って宮崎駿ほどの作家がこれほどまでに率直に自らの作家性をさらけ出すような作品を作るとは驚きました。こちらが気恥ずかしくなるほどの作家性の発露です。こういう体験も結構レアなのではないでしょうか。

そこで連想してしまうのがやはり「勇退」「引退」などの言葉です。この映画を作ってしまったからにはもう流石に次はないのではないかと思わされます。ナウシカの続編なんて噂もちょっともう信じ難いですね。そういう意味では色々な考察の中、最も大きな謎としてはこの映画がなぜこの映画なのか? なぜ『君たちはどう生きるか』なのか? という点にあると思いました。

繰り返しになりますが100%宮崎駿の傑作映画ですのでぜひ見てもらいたいと思います。

(つまり宮崎駿に思い入れがないと…ゴホゴホ)

それでは!